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シャンハイムーンを見て

こまつ座、
井上ひさしさん原作の「シャンハイムーン」を見てきました。

久々の舞台。
高鳴る心。
本当、久しぶりのあのドキドキ感。
あらすじを読む楽しさ。
わたし、やっぱりお芝居とか舞台とか好きです(^^)


ですが、体調が少しすぐれなくて
前半は少しいねむりしちゃったかな。

でも、本当に素敵な舞台でした。
自然に涙があふれました。
きれいな景色があふれ出している舞台でした。






ここからネタばれです*****

魯迅という方のお話です
世界の中でもとても優秀な小説家です。

わたしは知らなかったんですけど
両親に「知らないの?」と変なもの扱いされてしまいました(笑

中国の華北に満州国を作って日本が支配していた時代です
その時、満州では(上海も含まれてる)日本人は中国人に対して差別をしていました
今の沖縄の基地と一緒で、中国人にひどい仕打ちをしていたんですね

魯迅は日本人が嫌いでした
日本の政治、大日本帝国憲法の時代が嫌いでした

しかし、魯迅が息を引き取った時、そばにいたのは
妻以外は全員、日本人だったのです

その絆とは…?
というところから、舞台が展開されました


storyはわたしから説明するのは
かなり、大分、大変です(笑)


簡単にいいますね。
魯迅と、それを囲む奥さんと、おかしな楽しい日本人4人の
温かくて、優しい物語なんです。

その当時の中国共産党の卑劣さ、
女性たちがどんな人生を強いられてきたか、
そういうのが節々にあって、心が痛みました。

でも、ユーモラスなところもあって
でも、涙が出るところもあって

井上ひさしさんってすごいなぁと想いました。
井上ひさしさんは、本当に魯迅のことについて調べているんだなぁと。
有名ですよね、すごく情報収集をするって。


魯迅は、小説家としてすごい人だけれど、人としては、色んな困難があった人で
奥さんは、何人いるのかな?
最後を看取ったのは第二次夫人でした。

日本人4人を紹介すると、
まずとっても素敵な古い本屋さんを営む仲良し夫婦。
魯迅はこの本屋が気に行って、体を休めるために住むようになるんです。
この本屋がこの話の舞台です。
あと2人はどちらもお医者さん。
歯医者さんと、オールマイティな外科医さん。


何を書けばいいのか分からない。

えっと…
まず最初の事件は、魯迅が周囲の人が違う人に見えてしまう病気にかかります。
(名前忘れちゃった)
第二次夫人のことは、正妻に見えて、
外科医さんのことは、恩師に見えて、
歯医者さんのことは、後輩に見えて、
本屋の奥さんのことは、先輩に見えて、
本屋の旦那さんのことは、そのまま本屋の旦那さん(笑)に見えて。

魯迅は、正妻、恩師、後輩、先輩、に向かって「すまなかった」と口にします。
「あの時、こんなことを言ってしまった。」
「あの時、僕はこんなことをしていたのだ。」
「僕は最低なヤツだ。」
そう、何度も言います。

そこで、小説家として名を知れていた魯迅なのに
人として弱い部分が見えてくるのです。

外科医の須藤先生はこう診断します、「自殺をしたいのだ。自分を殺してほしいと想っている。」
その病気にも名前があったのだけれど、忘れてしまった。
こうやって、自分が悪い、すまなかった、と口にすることによって
自分の心を殺してほしいと願っているのだ、というんです。

そこで、魯迅が心に病みを抱えていたことに周りが気付くのです。


それもひょんなことで治り、(ここ、ちょっと寝てて…あんまり覚えてなくって。)
次…です

それぞれ、4人の日本人の人生がひも解いて行くんです。


その中でも、歯医者の方と、須藤先生が一番心に残りました
歯医者の方は、奥田さんって言うんだけど
脅迫文のようなものが送られてきたんです

ろくでもない日本人だ、という内容でした
それは、奥田さんは日本人と中国人を差別しないから。
そして、奥田さんの母親もろくでもない、と書かれていて。

奥田さんの母親は、中国人だったんです。
だから、差別を受けて美人だったせいか拉致されたんです。
もともと病弱だったため、その1年後に亡くなります。

その当時、女性たちはひどい仕打ちを受けたんです
好き勝手に男に使われたんです
今の沖縄にある基地にいる兵士たちだって、日本人を乱雑に扱っていますよね

そして奥田さんは叫ぶんです
「そんな母を、僕は尊敬している!文句あるか!」と。
そのシーンは、奥田さんの声が心に突き刺さりました



もうひとつ、須藤先生。
須藤先生は、魯迅とは少し似た境遇なのです
魯迅は、本当は医師を目指していました。
しかし、中国人が殺される、(とにかく中国人をひどく扱った)映画を見たんです
それを見ている日本人は、笑いながら楽しそうだったんです
そして、魯迅は、人々の精神を変えなければと、小説家へと道を変えます。

須藤先生は、本当は小説家を目指していました。
しかし、その魯迅と同じ映画を見て、周りの日本人が酒を飲みながら楽しそうなのを見て
怒りを感じました。
でも、一人だけ合掌している人がいました。それは須藤先生の兄でした。
でも、その兄も病気ですぐ死んでしまいました。
そこで、須藤先生は、精神が出来ていても、体がぼろぼろだったら意味がない、と医師へと道を変えます。

須藤先生は、里親をしていました
両親がいなくて、経済的にも大変な中国人の女の子を。
ずっと匿名でお金を贈っていたのです
(そういうシステムがあるんですよね)

そして、もう娘が自立したので、お金を贈らなくていいです、という通知が来ます
娘は、自分の里親が知りたくて、調べて、須藤先生に会います
ずっと、毎月、涙を流してお金を受け取っていた、と。
そして須藤先生と同じく医療の道へ進んでいて…

そういう現実があるのだなぁと。
日本が支配していた地で、そんなこともあったんだと。
何度もセリフにあるんです
「悪い日本人ばかりでない」と。でも、日本の政治は強く否定していました。



本当は、魯迅とその妻と日本人4人で日本へ亡命する予定だったのだけれど
日本人それぞれにも、人生があり、
最終的には、亡命をせず、そして魯迅は息を引き取ります。

もしかしたら、日本へ早く亡命して治していたら
魯迅は元気になって、いい小説が書けていたのかもしれない。
でも、魯迅が愛した日本人の人生を尊重し、一緒に共有することによって
魯迅は「治療」を受けたのです


ラストは涙があふれました
一人ひとりの人生にそれぞれに感動して
自分の生き方って、もっと見直すべきところがあるのかもしれないなとか
もっと、もっと、人のために頑張れるんじゃないかなとか。
この時代頑張ってくれた人もいたんだなとか。

たくさんのことに気付けた舞台でした。
音楽がなくて、セリフは本当に多かったのに、俳優さん、素晴らしかったです。



ネタばれ終わりです******





舞台を見終わると、いつも俳優への憧れを抱きます
演出家への憧れを抱きます

人間が繰り広げた今までの歴史や
これからの歴史

そういうものを
こんなにも美しく、感じられるなんて
この世に生まれて良かったって想うんです

昔の過ちも
今の過ちも

より良い方向へ
平和へ

進んでほしい、と
何を見ても感じても聴いても、最後にはそう想うんです






またさ来週も舞台を見に行きます(^^)
仲代達也さんですよ♪
知ってらっしゃる方は多いかもしれないなぁ

わたしも、数年前に舞台で知るまでは知らなかったんですが
日本を代表する俳優さんみたいですね。

この前新聞でも見たし、
調べてみたら、セカチューにも出てた*



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プロフィール

麻友(20)

Author:麻友(20)
大学も丸2年過ぎて、
あっという間の時間を感じています。

あたしはとても恵まれていて、
本当に恵まれていて、
大事な人が増えていくばかりです。


大事にしたい人が増えるから、
やっぱり社会もよくしたくって、
前に前に進もうと思えています。

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