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舞台 兄おとうと

見てきました、こまつ座の「兄おとうと」
昨日、しみじみとこの舞台を思い出し、父が買った脚本の本を深夜1時から読み返してしまいました。
そして、「あれ、このシーンのこのセリフ、こうはいってなかったなぁ、ちょっといい方変えてたよなぁ」、
って想ったりして。そして、読み終わってしみじみと「これを全部覚えてたのか」って感動しました。

毎回舞台を見たら、感想を書いているので、
今回も書かせてください。(これから見に行くBirdyさん、お気づかいありがとう。)

兄おとうと兄おとうと
(2003/10/30)
井上 ひさし

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井上ひさしさんの作品は、笑いを誘うものがあります。
実際、面白く笑えたのですが、私はどうも…「何でみんな笑ってるの?」っていうシーンもあり。
もうそれは、年代の差ですよね、どうしようもありません(笑)


兄(作造)は、大正デモクラシーを唱えた人で、温かく、温厚なんだけど、
少々、その時代の流れにはそむいてるところがあって、『非国民』といわれる発言が多くて、
商売になるようなことはしていない人。
でも、言っていることは素晴らしくて、「民のなぜ、という問いに政府は答えなくちゃいけない」という
セリフが印象的です。

その時代、自分が料理をしているのに、その料理を自分で頼むことはできない。
一生懸命勉強がしたいのに、学校に行けない。
不自由があり、裕福ではない人にとっては、いい時代ではなかったと思います。

弟(信次)は、有能な役人。政府の教えを信じていて、国家あるべき国民だと訴える。
兄とは考え方はまるっきり違って。冷たく聞こえるセリフも多くありました。
だけど、間違っているわけではないと思いました。その立場上もあるだろうし、
私としては、確かに言っていることは、「おかしいな」と思うことはあったけど、
弟さんのキャラは、かなり好きです(笑)


10歳違いのこの兄弟。
一緒に寝たことがあるのはなんと、たった5回だけ。

この舞台は、その5回の話でした。


考えが全く違うから、すぐに大げんか。
しかも、どちらも大秀才だから、内容も政府と国家と国民について。

そして、この二人の奥さんは、仲良し姉妹。
またこの二人が素敵。リズミカルに唄い踊り、いっぱい笑わせてくれます。

毎回毎回、二人が一緒に寝る日は
何かしら事件が起きます。
そのたびに、出てくる男女。このお二人の役者さんは本当すごかった。
毎回毎回違う役で。面白くて、また(笑)


そしてラスト。(まとめすぎですが…。詳しく書こうにも、うまく書けません)
二人は、ひとつの唄文句に共に共感します。
いつも意見が違っていたけれど、共にうなずき話したのです。
このシーンには、もっともっと深い気持ち、意味が込められていたのかもしれないけど、
私は単に、「最終的には、単純なことにまとまるんだなぁ、答えはシンプルなんだ」と思いました。
その唄の文句とは、今も言いましたが単純なもので。
毎日三度の食事を食べて、安全に暮らせること。もしそれができなくなっても、
安全に、生きていきたいという願い。

全く立場も考えも違うけれど、それを超える願いがある。それを超える愛がある。
兄弟って素敵ですね。私も兄が二人います(むちゃくちゃ仲いいですが。笑)。


気になったのは(笑)
その会場に私ぐらいしか、子どもがいなかったこと。
私はむかしから、親に連れて行かされるところは、毎回毎回子どもはウチぐらい。
だから「子どもらしくない」と友達に言われるのかもね。

でも、初日だったので、招待客さんもいたみたい。


毎度毎度のことなんですが、
舞台を見終わると、なんか不思議な気持ちになります。
当たり前だけど、他人なんだけど、いろんな人がいるんだなぁ、生きてたんだなぁ、と思います。
そんな時代があったんだなぁ、って。人にはドラマがあるんだなぁ、って。

生き生きと演技をする俳優さんたちをみると、
なぜか憧れのような気持ちも生まれて。
母にも父にもよく「女優になったら」と言われますが、私にはなれそうにありません。
母には真顔で「こまつ座はいったら?」と言われましたが、やめときます。
私はきっと、見るぐらいがちょうどいいと思う。

むかしから演劇というものには触れているけれど、
そういう気にはなれそうにもないなぁ。すごくつらいだろうから。
だけど、達成感もあるだろうと思う。
だけど、なんか、私のやるべきことは違う気がするんだ。


なんか違う方向に走ってしまいましたが、
すてきな舞台でした。
真ん中からちょい後ろの、横側の席だったんですけど、
母と「やっぱり、前で見てみたいね」って話しました。
映画とかは、後ろでいいけど、舞台は前で見るに限ります。

次見る舞台は、早くチケットを取ろうと母がいい感じに燃えてました(笑)



両親とも、よく芸術にはお金を使います。
母も「惜しげもなく使ってるよね」と自分を分析してました。
映画でしょ、美術館でしょ、舞台でしょ、本でしょ…まぁいいことです。
だけど、だけど~!コブクロも忘れないでね♪笑
もう、最近STAYがピアノで弾きたくてたまらないんだからっ♪笑






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麻友(20)

Author:麻友(20)
大学も丸2年過ぎて、
あっという間の時間を感じています。

あたしはとても恵まれていて、
本当に恵まれていて、
大事な人が増えていくばかりです。


大事にしたい人が増えるから、
やっぱり社会もよくしたくって、
前に前に進もうと思えています。

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